【悪質業者に注意】レインズの取引状況で掲載有無を確認しよう！

売り出し中のマンションはレインズへ登録され、複数の不動産会社の目に止まるようになります。

その結果、レインズ経由でマンションの売却が決まることも珍しくありません。

ですが、中にはあえてレインズへの登録をせず、売り主を囲い込む悪質な仲介業者も存在します。

そのような被害に遭って販売機会を逃してしまわないように、レインズの取引状況で掲載有無を確認しましょう。

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レインズの取引状況とは

レインズの取引状況とは、売り出し中の物件がレインズ上でどのようなステータスになっているのか確認するためのサービスです。

取引状況のステータスには以下の３つがあり、売り出し中の物件は公開中となっていなければいけません。

ヒカリ

レインズの取引状況確認サービスは、悪質な仲介業者から売り主を守るために2016年から導入されました。

レインズ経由で物件の売買が決まると、いま物件の売却を依頼している仲介業者は通常の仲介手数料の半分しか受け取ることができない仕組みです。（これを片手仲介と呼びます）

そのため、販売機会があるレインズにあえて物件を掲載せずに、自分たちの利益を優先した囲い込みを行う悪質な業者も少なくありません。

一般媒介契約の場合、レインズに登録するかどうかは仲介業者が自由に判断できますが、専属専任媒介契約・専任媒介契約の場合はレインズへの登録が義務化されています。

レインズの取引ステータスを確認するには、レインズに物件情報を掲載したことを示す「登録証明書」が必要になってきます。

ヒカリ

「登録証明書」はレインズへの登録が完了した段階で、仲介業者から売り主に渡されます。

「登録証明書」にレインズにログインするために必要な

が掲載されていますので、それらを使ってログインを行います。

ログインが完了すると、このように自社物件の情報が確認できます。

ちなみに、レインズへのアクセスは朝7時～夜23時のみと閲覧可能時間が決まっています。

お盆時期や年末年始もアクセス不可となっていますので、注意しましょう。

ヒカリ

レインズへのログイン画面はエリア毎に異なります。

【対象エリア】
北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、東京、埼玉、千葉、神奈川、山梨、長野、新潟

【対象エリア】
富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重

【対象エリア】
滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山

【対象エリア】
鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄